無料ソフトを使って画像の背景を透過させる方法②

前項では、無料フォトレタッチソフト｢JTrim｣を使って画像の背景を透過させる方法を紹介しましたが、そういったレタッチソフトもダウンロードせずに簡単に画像の背景を透過させる方法を紹介します。多くの方のパソコンには、Microsoft Officeソフトが入っていると思いますが、Microsoft OfficeソフトのExcel（エクセル）やWord（ワード）を使って画像の背景を透過させることが出来ますので、やり方を解説したいと思います。 背景を塗りつぶす 前回の無料ソフトを使って画像の背景を透過させる方法①と同じ画像を使い、 まずはペイントで画像の背景を同じように塗りつぶします。   ｢ファイル｣⇒｢名前を付けて保存｣で画像を保存します。 この時、ファイルの拡張子はbmpを選択して、BMPファイルとして保存して下さい。 エクセルを使って画像の背景を透過する エクセルを立ち上げ、先ほど作成したBMP画像をエクセルに挿入します。 画像を選択すると表示される左上のメニューの｢色の変更｣を選択し ｢透明色を指定｣をクリックして下さい。 選択ツールが出てくるので、背景の塗りつぶした部分を選択して下さい。（クリックする） 背景の塗りつぶした部分が、透明になりました。 ｢名前を付けて保存｣⇒｢その他の形式｣を選択します。 ファイルの種類の選択がいくつか出てきますので、その中のWebページ（htm、html）を選択します。 保存されたファイルの中を開いてみると、下記のように透過された画像が保存されています。   ワードを使って画像の背景を透過する ワードを立ち上げ、同じように先ほど作成したBMP画像を挿入します。 画像を選択すると表示される左上のメニューの｢色の変更｣を選択し ｢透明色を指定｣をクリックして下さい。 選択ツールが出てくるので、背景の塗りつぶした部分を選択して下さい。（クリックする） 背景の塗りつぶした部分が、透明になりました。 ｢名前を付けて保存｣⇒｢その他の形式｣を選択します。 ファイルの種類の選択がいくつか出てきますので、その中のWebページ（htm、html）を選択します。 保存されたファイルの中を開いてみると、下記のように透過された画像が保存されています。   今回紹介した方法は、あくまでフォトレタッチソフトがない場合や、使えない環境の時の代替えの方法としてお考えください。やはりあまり綺麗には透過できません。